ハッと我に返った時にはすでに子供を叩いてしまっていた。。」

夜泣きで悩むママのうち、子どもを叩いたことがある方はどの程度いるのでしょうか。

 

私は基本的にどんな理由であれ、子どもを叩くことを正当化するべきではないと考えています。

こんなことを言うと、外に働きに出ている男には本当の育児の苦しみは分からないと言われるかもしれません。

 

実をいうと、私も夜泣き対応中に子供を叩いてしまいそうになったことや、投げてしまいたいと思ったことは何度もあるのです。

ですが、なんとか叩いてしまうことや、ほうり投げてしまうようなことをせず今に至っています。その理由は虐待は虐待を生み、暴力は暴力を生むと以前勉強していたから。

 

もちろん精神的に追い詰められてしまい、反射的に叩いてしまった方を責めることは私にはできません。ただ、虐待や暴力につながる前に、叩くことによってどのような影響が子どもにあるのかを知っておきましょう。

 

虐待とは

 

まずはウィキペディアを参照し、虐待の定義について知っておきましょう。

虐待(ぎゃくたい、英:abuse, maltreatment)とは、むごい扱いをすること[1]。繰り返しあるいは習慣的に、暴力をふるったり、冷酷・冷淡な接し方をすること[2]

具体的な内容は様々で、肉体的暴力をふるったり、言葉による暴力をふるったり(暴言を浴びせたり、侮辱したり)、いやがらせをしたり、無視をする、等々の行為を繰り返し行うことを言う。

行為者は、虐待しているという自覚があることもありはするが、自覚が無いことも多い。例えば、虐待を行っている親(母親あるいは父親)には自覚が無いことも多く、勝手に、「(しつけ)をしている」と思っていること(勘違いしていること)もしばしばである。

                                 引用: ウィキペディア

 

虐待の定義について、理解することができたのではないでしょうか。

実際問題「子どもを叩いてしまうこともあるが、それは夜泣きを止めるための我が家のしつけ。」と本気で考えて、虐待と意識していない親も多いのです。

 

虐待死によるニュースを見る度に「しつけ」というワードを使って弁明する親に正直嫌気がさします。

 

国内の虐待の件数

 

日本では少子化にも関わらず、児童相談所での児童虐待件数はここ数年増えているのです。

これは以前に比べ、虐待そのものが増えているというよりかは、「虐待はいけない」という風潮が日本中に強まったため、相談者が単純に増えたと考えられる。

 

一方で、13万人もの多くの子供が何かしらの虐待を受けていることは問題視するべきですね。

参照: 平成29年度 児童相談所での児童虐待相談対応件数

 

子供を叩くべきではない理由!叩いてしまうことによる子供への影響

 

冒頭でお話しした通り、夜泣きであれ、子どもが言うことを聞かないという理由であれ、私は子供を叩くべきではないと考えます。

その理由は叩くことで以下の影響を子供が受ける可能性があるためです。

 

・体だけではなく心も痛む、トラウマになる。

・親と同じように怒りっぽくなり、同じように自分より弱いものに暴力をふるってしまう。

・心の傷が蓄積し、非行や犯罪に走る場合がある。

・人を信用できない故に人に甘えることもできなくなる。

・親に対する恐怖心や反抗心、憎悪などの負の感情を持ち続ける。

・子が親になったとき、同じように暴力的に育ててしまう。

 

このように叩くことによる、子どもへの影響はとても大きい

子どもが、「叩かれたのは自分のためだった」と思える場合は、必ずしも悪影響が出る訳ではないですが、それは根底に信頼関係があってこその話です。

 

また、そもそも上手く話すことができない乳児や幼児に「愛のムチ」は効きません。与えるのは恐怖だけなのです。

 

夜泣き対応に心も体も疲れたと感じたら

 

育児や夜泣き対応にイライラはつきものとはいえ、ストレスをうまく解消できなければ、育児ノイローゼになることは避けられない。

夜泣きに疲れた、夜泣きが辛いと感じ始めたら、事態が深刻になる前に、疲れやストレスを解消する手立てをとりましょう。

 

一度夜泣きの現場を離れ、深呼吸

「抱っこをする」、「子守唄を歌う」などを試しても泣きやまないときは、自分がイライラする前に、赤ちゃんを安全な場所に寝かせてその場をすこし離れましょう

別の部屋に行くなど少し子どもと距離を置く、そして深呼吸をし、冷静さを取り戻す方法はとても効果的です。

 

アンガーマネージメントというノウハウによれば、人間の怒りというのは最初の6秒間だけで、この6秒間をやりすごせば、あとは冷静さを取り戻すことができるのとのこと

 

泣く

自律神経には、体を興奮させる『交感神経』と、反対にリラックスさせる『副交感神経』があり、通常はそれぞれのつり合いがとれています。

ただし、ストレスを感じると、交感神経の方が一時的に優位に働き、自律神経は乱れがちになってしまう。

 

そんな時は涙を流すことで自律神経のバランスを回復させることができるのです。

なぜ涙を流すことで自律神経のバランスがよくなるかというと、バランスを元に戻す「セロトニン」という物質が、人が涙を流すときに多く分泌されるためとのこと。

 

イライラしづらい精神状態を保つためにも、感動する映画などを見て時々涙を流すのも良い手かもしれません。

 

寝不足を解消させる

人は日中働きつづけた疲れを、睡眠時間を使って回復しようとします。ただ、寝不足の場合、体だけではなく脳も回復することができません。

寝不足になるとどうなるかというと、感情をコントロールする偏桃体という部分が、十分に機能されなくなり、ささいなことでもイライラしてしまうことに。

 

つまり、寝不足を解消することでイライラの感情をコントロールできるようになるわけです。

寝不足解消法については【寝不足】夜泣き対応で体調不良に…イライラも止まらない! が参考になるかと思いますので是非チェックしてみて下さい!

 

誰かに相談する

夜泣きや育児の悩みを自分一人でため込んでいる場合は、すぐに旦那さんや自分の親、友人などに悩みを聞いてもらうべき。

もし相談相手がいない場合は、子育て支援センターが各地域にありますので訪ねてみてはどうでしょうか。

 

他の親御さんやスタッフさん達と子育ての大変さや夜泣きのツラさを語り合うことで、確実に気持ちが楽になり、イライラの感情が軽減されますよ。

また保健センターなどの専門機関でも相談に乗ってもらえますので、些細な悩みであっても、相談されることをおススメします!

 

まとめ

 

ママの中には、夜泣き対応を一生懸命やっているにも関わらず、近隣住民から苦情を受けてしまった方や、本来なら味方になるべき同居する義母や夫に「夜泣きが止まらないこと」を咎められた方など、精神的に追い込まれ、夜泣きが止まらない子供を叩いてしまったケースもあるようです。

 

とても悲しいケースですし、この場合のママはある意味被害者とも言えますね。

でも、このようなケースでママが大事にしなければいけないのは、子どもよりも近隣の方との関係や、義母、夫との関係なのでしょうか。泣き止ますために叩くことなのでしょうか。

 

もちろん周囲との関係も大事ですし、周囲の方に気を遣うことも大切です。ただ、特に子どもの味方がママしかいない場合などは、どうか子どもを第一優先で物事を考えてあげて下さい。

 

 

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